法人化をめざす起業におすすめのバーチャルオフィス 7選

もしあなたが、将来的に法人化を目指しているものの、現段階ではひとりで自宅の一角でもできるような事業規模のため、オフィスは必要ないと考えているとしましょう。

オフィスを借りるほどの利益が見通せるわけでもなく、できるだけ起業の費用は抑えたい。

でも、起業のためとはいえ、自宅住所を公開しなくてはならないとなると、セキュリティー面で、一抹の不安を感じることでしょう。

このような場合、バーチャルオフィスはあなたにぴったりの選択肢となります。

この記事では、将来法人化をめざす方が、バーチャルオフィス・サービスを見つけるために、必要な情報をまとめていきます。

ぜひ最後までお読みいただき、あなたにぴったりのサービスを見つけて、起業にお役立てください。

バーチャルオフィスとは？

バーチャルオフィスとは、実際にオフィスを持つことなく、安価に住所を利用できるサービスのことです。

バーチャルとは、「仮想の」ということですから、文字通り自分自身の「仮想オフィス」を低コストで作ることができます。

もちろん、あなたのお客様からや、事業の関係者からの連絡方法としては、住所にもとづいた郵便物だけではなく、電話連絡や訪問などが考えられます。

このためバーチャルオフィス事業者は、あなたのニーズを満たす、様々なオプションサービスを提供してくれます。

バーチャルオフィスはこんな方におすすめ

自宅住所で事業を行うことは可能です。

しかしながら、もし自宅が賃貸なら、その契約によっては事業が開始できない場合がありますし、引越したときには、事業の住所をその都度変更しなくてはなりません。

法人化してから、会社の住所を変更する場合には、本店移転（法人住所変更）にともなう「登録免許税」という費用が発生してしまいますので、予めバーチャルオフィスを検討しておく意味は十分にあるでしょう。

バーチャルオフィスは以下のような方におすすめです。

バーチャルオフィスのメリット

バーチャルオフィスのメリットは以下のようなものです。

バーチャルオフィスというサービスでは、あなたの事業の所在地となる一等地の住所を低コストで借りることができます。

バーチャルオフィスを利用することによって、あなたのお客様からみると、契約した住所で事業を行っている事業者であると見せることができます。

特にコンテンツ販売によるネットビジネスのように、事業規模が拡大しても、今後も長期間にわたって、物理的な店舗やオフィスがいらない事業であれば、なおさら好都合です。

バーチャルオフィスのデメリット

バーチャルオフィスのデメリットは以下のようなものです。

バーチャルオフィスの選び方 6つのポイント

バーチャルオフィスのサービスを選ぶためのポイントをご紹介しましょう。

ここでは、将来的に法人化を見据えており、できるだけ安く、許容できる場所の会社の住所が使えて、必要なオプションサービスがある前提として、あなたにぴったりのバーチャルオフィスのサービスを探すものとします。

法人登記ができるサービスかどうか？

将来的に法人化を考えているならば、法人登記できるサービスであることが重要です。

ネットショップに特化し、名刺、パンフレットとともに、ホームページでの特定商取引法の表記のみに対応しているサービスは、より安価に提供されています。

どの時期に法人化を目指すのかを明確にして、必要なサービスを契約する必要があります。

許容できる場所の住所が借りられるサービスかどうか？

バーチャルオフィス事業者によって、提供される住所エリアが異なります。

あなたの希望にあった場所、または許容できる場所の住所が借りられるかどうかは、事業のイメージや信用度を高める意味でも重要です。

マイナスとなる検索結果がない住所かどうか？

あなたが借りようとしている住所を検索して、過去に犯罪や公序良俗に反するようなことがないかどうかをネットで検索してみることが重要です。

バーチャルオフィスは簡単で利便性が高いことから、犯罪に利用される可能性も高くなります。

せっかく契約した住所で、イメージダウンにつながる事案があれば、あなたの事業にとってはマイナスになります。

この意味では、バーチャルオフィスの契約時に、しっかりと審査してくれる事業者の方が安心できます。

郵便物を自分で受け取りにいけるサービスがあるかどうか？

安価な料金で借りられるバーチャルオフィスですが、バーチャルである以上、借りた住所に届く郵便物は、基本的に転送となります。

ただし、この郵便転送にともなう郵送料、手数料は実費負担になり、いくら安く住所を借りられたとしても、郵便転送にともなう費用が大きいとバーチャルオフィスに関する全体の費用が割高に感じることでしょう。

届けられた郵便物は、中身が確認できないため、転送して欲しい重要なものと、破棄してほしいものの区別がつきません。

このため、決められた場所に行けば、自分宛ての郵便物が受け取れるオプションがあると便利です。

郵便物受け取りのために、通える場所かどうか？アクセスの利便性は？

郵便物受け取りのために通うとすれば、バーチャルオフィスの住所は、実質の執務場所からできるだけ近いことが望ましいといえます。

また、打ち合わせに使える会議室が借りられるサービスがあれば、あなたのお客様との打ち合わせにも便利ですので、アクセスの利便性は重要です。

その他の必要なオプションサービスが提供されているかどうか？

郵便物転送の他に、固定電話の電話番号や、一時的な会議室やコワーキングスペースが利用したいなどの多様なニーズに応えるために、バーチャルオフィス・サービスでは、様々なプランが提供されています。

まずは、最低限必要なサービスが受けられるか、将来的に必要となるサービスがあるかを確認することが重要です。

バーチャルオフィス　おすすめ 7選

ＤＭＭバーチャルオフィス

DMM バーチャルオフィス
おすすめ度
入会金	○	5,500円（保証金 5,000円）
月額料金	◎	1650円～
拠点	◎	渋谷、銀座、大阪梅田、福岡天神、名古屋
法人登記	◎	可
郵便来店受け取り	○	可（銀座店、名古屋店のみ）
アクセス	◎	各店舗とも最寄り駅より徒歩6分以内
オプションサービス	◎	AI秘書自動応答他、8種類の特典あり

レゾナンス

【レゾナンス】
おすすめ度
入会金	○	5,500円
月額料金	◎	990円～
拠点	○	浜松町、銀座、 渋谷、新宿、横浜
法人登記	◎	可（R-INNOVATION銀座店以外）
郵便来店受け取り	◎	可
アクセス	◎	各店舗とも最寄り駅より徒歩7分以内
オプションサービス	◎	11種類のサービス

Karigo

Karigo
おすすめ度
入会金	○	5,500円～
月額料金	○	3,300円〜
拠点	◎	全国57拠点（海外1拠点）
法人登記	○	可（月額料金 4,700円〜）
郵便来店受け取り	◎	可（一部店舗不可）
アクセス	○	各店舗とも最寄り駅より徒歩7分以内
オプションサービス	◎	転送電話、電話代行サービスあり

京都朱雀スタジオ

和文化推進協会 公式サイト
おすすめ度
入会金	◎	0円（無料）
月額料金	◎	550円（電話番号貸出、郵便物受け取り含む）
拠点	▲	京都市1拠点
法人登記	◎	可
郵便来店受け取り	▲	不可
アクセス	○	最寄り駅より徒歩7分
オプションサービス	▲	補助金、助成金の紹介、クラウドファンディング支援

アントレサロン

アントレサロン
おすすめ度
入会金	◎	0円（無料）
月額料金	○	4,180円
拠点	◎	首都圏10拠点
法人登記	◎	可
郵便来店受け取り	◎	可
アクセス	◎	最寄り駅より徒歩5分以内
オプションサービス	◎	9種類のサービス

METSオフィス

【METS OFFICE virtual】
おすすめ度
入会金	◎	3,850円（手数料含む）
月額料金	○	1,430円～（ビジネスプラス）
拠点	○	都内4拠点
法人登記	◎	可
郵便来店受け取り	◎	可
アクセス	◎	最寄り駅より徒歩5分以内
オプションサービス	○	8種類のサービス

ワンストップビジネスセンター

【ワンストップビジネスセンター】
おすすめ度
入会金	▲	10,780円
月額料金	○	5,280円～
拠点	◎	全国43拠点
法人登記	◎	可
郵便来店受け取り	○	可（青山店のみ）
アクセス	◎	全拠点最寄り駅より徒歩数分
オプションサービス	▲	4種類のサービス